NIE公開授業

2014/04/14

昨年7月のブログ記事でもお知らせしたとおり、本校はNIE実践校に指定され、基礎的な文章読解力を身につけ、社会への関心をもつことと、新聞を通して保育や教育の現状と課題を知り、考察する力をつけることを目的に、次のような取り組みを行いました。


新聞を自由に閲覧できるように学生が歓談をしたり昼食をとったりする場所である学生ホールに置かれたラックに、毎日配達された新聞が置かれ、当日分以外は切抜きなどもできるようになっています。


授業の中でも保育・福祉に関係する興味ある記事を読み、概要をまとめ保育者としての観点からコメントをつけたり、様々な幼児教育の課題について、取り上げ意見交換し、保育者としての考えを検討したりする中で新聞を活用しています。


そんな中、2月には保育科Ⅰ部2年「教育原理」の公開授業を行い、本校の取り組みを、NIEに取り組む他校の先生や新聞社の方にご覧いただきました。


「どうする6・3・3制」と題し、教育再生実行会議で検討されている学制変更の記事を取り上げ、就学年齢の引き下げについて意見交換を行い、就学前の教育の在り方について検討を行いました。




学生の意識も実践前とだいぶ変わってきたようで、「以前より読むスピードや読解力がついた。」、「疑問点が浮かび、もっと知りたいという意欲を感じるようになった。」、「今まで見なかったような記事についても興味を持ち、課題とは別の記事も読むようになった。」という声が聞かれるようになりました。


NIEの指定は2年間。今年度も継続して実践を行います。

ぜひ、閲覧コーナーを活用して、新聞に親しみ、勉強にも役立ててください!



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